fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

仕事・働き方

「その会社でしか通用しない人」のいい例を見た

ある企業の会報作りの案件を担当した。夜に行われるパーティ翌日にその様子を記載した会報を配布するため、文章は事前にあらかた作っておき、パーティが終了した後に仕上げる。当初の予定は23時校了だった。 スケジュールに余裕がないから、事前に必要な段取…

シドニーで生活して、「成長したい」と素直に思えるようになった

案の定、面接の結果は不採用だった。 落ち込んではいるけれど、納得はしている。いろいろ敗因はあったものの、単純に実力不足だ。中心メンバーとして事業を推進するほどの力は、今のわたしにはない。そういうことだと思う。 シドニーに来て以来、新しい発見…

惨敗した面接を振り返る

惨敗した面接の悪夢で夜中に目が覚めた。 夕方に取材があったおかげで少しは切り替えられたけど、朝から昼過ぎまで、ずっとへこんでいた。気を抜いたら発狂しそうになるくらい、思い返すととにかく恥ずかしくて、もう消えてしまいたくなる。 たぶん落ちた。…

奢らず、謙虚に、初心忘れるべからず

転職した前職の上司に、日本に帰ってくるなら一緒に働かないかと声をかけてもらった。今日はその会社の社長と最終面接。この日に備えて元上司とは先週スカイプで予行練習を2回行い、今朝は考えをまとめるために7時半に会社へ行き、帰り道もブツブツ予行練…

世の中には「なんとなく」で話が進む会社もある

シドニーの職場と、日本で働いていたときの職場は、全然違う。規模や社風も違うけど、ひとつ大きなカルチャーショックだったのが、「要は?」とか「なんで?」って誰も言わないこと。 前職では、だらだら話そうものなら「要は?」と話を遮られた。それを繰り…

「記事を作る」という仕事のやりがいを再確認

最初に1ヶ月だけ働いた日本食レストランで一緒だった子から、突然連絡が来た。なんでもオーストラリアの国内旅行中に携帯を失くして、せめて盗難届を出して保険でカバーしようとあれこれ検索していたら、わたしが体験談として書いた、盗難被害にあったとき…

「なんとなく不安」を解消するたった一つの方法

日本で働いていたとき、なんだか漠然と不安だった。仕事は好きだったし、やりがいも感じていたし、何でも話せて信頼できる友達がいて、家族とも仲が良く、大きな不満もない。なのに、なんとなく不安な気持ちを抱えていた。 心のどこかでいつも「いつまでこの…

自発的に仕事をすると、余計な仕事をしなくて済む

今の職場で、企画や編集に関係ない仕事の依頼をされることがほとんどない。請求書発行やメール返信なんかの細々した作業をボスが依頼するのは、全てもう一人の編集部員だ。最近ではほとんどボスのアシスタントと化している。 わたしにアシスタント的な業務が…

「相手の言いなりな編集者」は存在価値がまるでない

お客さんのやりたいことと、読者の読みたいものは必ずしも一致しない。そこを調整して、両者の希望が合致する落とし所を探すのが、記事広告を作成する際の編集者の一番と言っていいくらい大事な役割だ。 そもそもお客さんから言われるがまま記事を作成するの…

何もしてないのに「やりたいこと」だなんて片腹痛い

先日いっしょにビールを飲みにいった日本人男性に、なんだかイライラしてしまった。 彼はライティングの仕事がしたいと、未経験のインターンとしてウェブ記事を作っている。もともと全く別職種・別業界にいたけど、30歳を目前に、方向転換するなら今だと、会…

幸せのハードルが低いと生きやすい

こないだこんなブログを書いたけど、 割とあっさり希望が通った。とりあえず一安心。 fusachiko.hatenablog.com 年収含む条件について詳しく教えてもらう中で、1社目の待遇が悪いと幸せのハードルが下がって生きやすいことを再確認した。 前にも書いた通り…

「根拠のある希望年収額」を算出するための試行錯誤

転職した前職の上司に「日本に帰ってくるなら一緒に働かないか」と声をかけていただき、スカイプで話をした。 7年近く転職サービスを展開している会社にいたけど、一番いい転職の方法は縁故採用だと思っている。わたしのことを知った上で誘ってもらえるとい…

女友達を作るのが難しい2つの理由

女友達を作るのが苦手だ。対男性の場合は、わたしが女であるというだけで好意的に見てくれるし(実際はそんなことないのかもしれないけど体感として)、最初から本当の意味での友達にはなれないと思ってるから、気負わずに気楽な気持ちで接することができる…

ミーティングの時間を守らない人は相手のことを舐めている

基本的にミーティングが好きではない。人数が多くなればなるほど、すでに知っている内容が共有されたり、自分には関係のない話を聞かなければならなかったり、どうしても無駄なことが多くなる。 中でも惰性でやっている定例ミーティングやダラダラした話し合…

仕事がたくさんある幸せ

長期で出張に行っていたボスが帰ってきた。出張先で受注した案件やら今後生じる仕事のあれこれに関する仕事を依頼されて、少し忙しくなった。それがすごくうれしい。 どんなに定時に帰れようと、仕事に余裕があろうと、わたしにとって大事なのは仕事の充実だ…

「ありがとう」と「ごめんなさい」は忘れずに

職場に、どうも好きになれない人がいる。熱い気持ちを持っていることはわかるし、そこに同意はできるし、不器用だけど仕事に一生懸命なこともわかる。チャーミングなところも発見した。でも、どうも好きになれない。 なんでだろうなぁと考えていて、ようやく…

いい仕事、いい人生

昨日の続きです。 fusachiko.hatenablog.com わたしにとって住む場所はどうでもいいことがわかって、じゃあ何が大事なのかというと、それはたぶん、仕事だ。 今の職場では、ウェブサイトの製作チームに所属している。日本で働いていたときもウェブサイトの企…

自分が話すことで引き出せる話もある

「いかに相手の話を引き出せるかが、インタビューの極意である」という話はよく聞くし、わたしも全面的に同意だ。どんなに優秀なライターと編集者の組み合わせであっても、原稿の素材となる取材がつまらなければ、掲載記事の出来もしれている。 つまり、いか…

フリーライターを経験して、これまでの仕事の仕方を反省した

フリーライターとして仕事をしてみて、これまでの仕事のやり方を猛烈に反省した。 これまで編集者として媒体運営をしていたわたしは、長らく外注する側の人間だった。 正直に言うと、ライターさんのレベルは天から地まである。ほぼ修正なしで掲載できるすば…

メルボルンのスキンケアショップ店員の営業力が異常

年末に訪れたメルボルンで、ショッピングモールの地下を歩いていたら、「あなたのネックレスすてきね!」と、美容系のショップ店員と思わしきお姉さんに突然声をかけられた。 面食らったけれども、メルボルンの人はシドニーよりもフレンドリーだと聞いていた…

フリーランスの方が人間関係は難しいのかもしれない

フリーランスは人間関係のしがらみがなくて楽そう、自由そう、なんてイメージがある。私もそんなイメージを抱いていた一人だ。 前職では編集者として働いていたので、仕事柄フリーのライターさんやカメラマンさんと仕事をすることは多かった。フリーランスな…

「やりたいことを見つけるまでに20年かかった」

取材で、ある落語家にインタビューをした。 40歳で落語家に転身した彼に、どうやったらやりたいことを見つけられるのかを尋ねたら、 「僕は、落語にたどり着くまでに20年かかりました」 熱中できるなにかを見つけられるというのは、本当に奇跡みたいなことで…

2017年の抱負

新卒で入った会社を辞めて1年が経った。2016年はフィリピン行って、日本でダラダラして、オーストラリアにきて、仕事にもつけた。ビザが切れる8月までは今の生活が続くだろうから、当面は生活の基盤を作る心配をしなくて済む。(生活の基盤を作る心配…