fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

外国人にとって「日本人女性はすぐヤレる」のは「バカがかわいい日本」だから

世界的に有名なシドニーのNew Yearの花火を15人くらいで見に行ったら、そこにいた27歳日本人女性を見て、「日本はロリコン文化なんだなぁ」となんだか花火そっちのけで考えさせられてしまった。

 

グループには、ビールやらなんやらを散々飲んだ後にジンの中瓶を一人で飲み干してすっかり酔っ払ったポルトガル人男性と、27歳日本人女性がいた。仮にゆうこちゃんとしよう。

 

ゆうこちゃんはなんだか幼い印象で、老け気味の大学生にも、子供っぽいおばさんにも見えるタイプ。21歳と言われても34歳と言われても驚かないような見ためで、身長は小さく、声は不自然に高く、ポルトガル人からは「10 years old!」と完全に子供扱い。

 

「Fuck you!」などの汚い言葉を連発しながら、「意味わかるか?へへへ」とゆうこちゃんに迫る酔っ払ったポルトガル人。ゆうこちゃんは舌ったらずな口調で「ふぁっくゆー?あいどんのー!」と、他の日本人女性の「あんまり大きな声で言わない方がいいよ」という忠告を無視して、無邪気に振舞っていた。

 

まずここでひとつ。外国に興味がない人ならつゆ知らず、ゆうこちゃんはオーストラリアに留学中。本当に知らないなら海外で生活する上で危険だからもっと勉強した方がいいよ!という感じだが、どうも演技臭が漂う。

 

ふと、大学生のころを思い出した。

 

男「首相の名前わかる?」

女「えーっとぉ、えーっとぉ」

男「わかんねーの!?おまえやばくねー!?ぎゃはは」

女「ひーどーいー!ぷんっ!」

 

勉強そっちのけで遊ぶことに熱心なタイプの大学生男子が群がるのはこの手の「何も知らない」女子だった。優位に立ちたいけど自信がないから自分よりバカな女を求めるんだろうから、こういう男性自体がアホらしいはずなのに、ちやほやされたいばかりにバカを振る舞う女性は少なくない。(恥ずかしながら私も試みたことがあるが、老け顔だったため成立しなかった)

 

ゆうこちゃんはバカっぽく、子供っぽく振舞っているように見えた。これが日本なら特に気にも止めなかったと思うが、外国で、相手も外国人で、周囲もほぼ外国人という環境になると、この振る舞いはものすごく恥ずかしいものだった。

 

花火が始まってからも、

「煙あっち行けー!」(風がなくて煙が残り、花火が見えずらかった)

「みんなが幸せになりますようにー!」

と、甲高い舌足らずな声で叫ぶゆうこちゃんが気になって仕方がない。あまりに挙動が子供すぎる。繰り返すが、ゆうこちゃんは27歳だ。

 

そもそも外国人女性、特に欧米の女性は声のトーンが総じて低い。振る舞いは大人っぽく、子供ですら大人みたいな話し方をする。たいして海外経験が豊富なわけではないが、幼稚に見せようとしている人を見たことがないし、「無知がかわいい」という考え方もない。どちらかというと「バカ=ヤレる」の発想。

 

ここで思い至った。「日本人女性はすぐヤレる」というのはこういうことか、と。

 

実際にゆうこちゃんは酔っているのか酔ったふりをしているのか、ふにゃふにゃしていて、簡単にヤレそうに見えた。危なっかしくて、恥ずかしくて、とても見ていられなかった。

 

27歳までゆうこちゃんがこういう挙動で生きてきたということは、日本でこれまでその挙動が受け入れられてきたということ。この手の振る舞いが好きな女性はほぼいないだろうから(この日いた日本人女性の多くはドン引き)、受け入れてきたのは男性なのだろう。彼女の恋愛遍歴は知らないけど、こういう女性をかわいいと思うであろう男性の心当たりは、多くない私の男友達の中にもある。

 

女性の好みは人それぞれ。バカっぽくて子供っぽい女性が好きである男性がいてもいいけれど、その需要に乗っかって、わざわざ大人の女性がバカっぽくて子供っぽい振る舞いをする必要はない。そういう女性が好みの男性が好きだったり、そういう女性がなりたい女性像だったりするのならこれまた否定はしないけど、多分ゆうこちゃんは無意識なんだろうな。。

 

肝心の花火はというと、風がないために煙が流れず、煙が立ち込める中で上がり続ける花火はまるで空爆のごとし。花火がキレイに見えなかったのは残念だったけど、「何も知らない子供のような振る舞いをする27歳女性」が受け入れられてしまう日本の気持ち悪さを体感できたのは大きな収穫。