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fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

マレーシア人に「彼氏がいる」と言ったら「セカンドでいいよ」と言われた話

シドニー生活

オーストラリアに来た最初の1ヶ月、回転寿司で働いた。振り返ってみて一番印象に残っているのは、キッチンのマレーシア人だ。

 

彼はわたしに「かわいいね」、「いつデートする?」と口説き文句を並び立て、遠くから目が合えばウインクをしてきた。デートの誘いを断り続けるのも面倒になってきたある日、「ボーイフレンドでもいるの?」と彼。

 

これはチャンス!と思ったわたしは、とっさにイエスと答えた。彼氏なんて1ミリたりともいないのに。でも、慣れない英語で彼からの口説き文句を受け流し続けることと天秤にかけたら、どう考えても架空の彼氏を作った方が楽じゃないか。

 

ところが、彼からの返答は予想外だった。

「セカンドでいいよ」

 

男性からのアプローチを防ぐための魔法の言葉「彼氏がいる」は、見事に跳ね返された。当然、その後も彼からのデートの誘いは止まらない。わたしはMPをいたずらに消費し、それどころか架空の彼氏がいるという嘘をつき続けることになった。毒におかされたがごとくじわじわとHPを減らされる毎日。

 

数日後、何かの話の流れで、同僚から衝撃の事実を知らされる。

「あの人結婚してるし子供もいるよ」

 

わ た し が セ カ ン ド だ っ た !!!!!!!

 

どうりで架空の彼氏にまったくひるまないわけだ。むしろ彼氏がいた方が都合がいいくらいじゃないか。ヘタにデートなんかしなくて本当によかった。

 

なお、今度こそと思って「デートしないよ。奥さんいるんでしょ?」と言ってみたが、彼にはまったく響かなかった。どうやら、この手の男の性質は世界共通らしい。