fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

英語の上達を実感したいときにすべきこと

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公用語も母国語も英語のシドニーで生活をしていると、みんなが話す言葉は当然英語だ。それはそれは流暢にベラベラしゃべるわけで、わからないことばかり。まれに「あ、前よりスラッと言葉が出たかも」なんて思うことはあるけど、それよりも聞き取れなかったり、言いたいことが言えなかったり、落ち込むことの方が多い。

 

でも先日イタリアに旅行に行って、自分の英語力が確実に伸びていることが実感できた。

 

理由はおそらく3つある。

 

1つ目は、イタリアが英語圏ではないこと。お互い母国語でない、不得意な言語で話しているわけだから、難しい単語もなければ話すスピードもゆっくり。やたら巻き舌だったりするイタリア訛りはあったけど、こちらもジャパニーズアクセントなわけで、お互い様なのが安心感につながる。

 

2つ目は、いつも一緒に旅行をする友人との比較。今までは二人して「?」状態だったのが、今回はわたしだけ理解できている場面がたくさんあった。これは大きな自信になった。親愛なる友人よ、ありがとう。

 

3つ目は、過去の自分との比較。前に海外旅行をしたときに苦労したことが、なんなくできる。例えば、これまでは道がわからないときにその辺の人に聞くのは最終手段だったけど、今回は驚くほど気軽に聞けた。英語だけじゃなく、言葉の壁がある中でのコミュニケーションに慣れたことが最大の要因だと思う。

 

はたして自分の語学力は伸びているんだろうか、と不安に思うなら、やるべきことはレベルテストを受けることでも資格試験の点数を確認することでもない。英語がそれなりに通じる英語圏以外の国を訪れることだ。