fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

外国人のボディタッチは激しい上に場所もすごい

「外国人はボディタッチが激しい」とはよく聞く話。たしかにあいさつがハグだったりほっぺをくっつけてのキスだったりするから、日本人と比べてボディタッチが激しいのは想像がつく。たぶんパーソナルスペースが日本人より狭いんだろう。

 

だから外国人の友達と接するときにボディタッチが多いのは想定の範囲内だった。けど、戸惑うのは男性の友達がタッチする場所だ。

 

頭をポンとされたり髪をサラッてされたり、背中に手を添えられたりするのは序の口で、胸の横というか脇の下というか、ブラジャーからはみ出た肉が気になるあの部分に横に座っている話し相手が「おいおい冗談だよ」みたいな感じでそっと触れてきたり、話しながら歩いているときに「ヘーイ!」みたいなノリでお腹をつついてきたりする。

 

しかもボーイフレンド感を出されるというか、なんだかいやらしさを感じるというか、実際彼らがどういうつもりなのかはわからないけど、基本的に下心を感じる触れ方だ。好きな相手なら嬉しいけど、友達にそういう触られ方はされたくない。

 

朝会ったときや別れ際に頬をつけて口でチュっていうあいさつには一向に慣れないし、男女問わず、あまり親しくない相手がぐっと近寄って肩を組んでくるのも居心地が悪い。よほど仲の良い相手でない限り、親密なスキンシップは好きじゃない。

 

それでも、こういうふれあいが多いのは素敵なことだと感じている。人と人が物理的に触れ合うことは安心感につながるし、親密さも増す。居心地の悪さを感じながらも、なんだか気持ちが温かくなる。

 

日本人が同じようなスキンシップをしたら気持ち悪いけど、もしも日本で一人暮らししていたときにこういう風に触れてくれる人が日常的にいたら、時々襲ってくる猛烈な孤独な気持ちは楽になったのかもな、と思う。