fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

幸せのハードルが低いと生きやすい

こないだこんなブログを書いたけど、 割とあっさり希望が通った。とりあえず一安心。

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年収含む条件について詳しく教えてもらう中で、1社目の待遇が悪いと幸せのハードルが下がって生きやすいことを再確認した。

 

前にも書いた通り、私が新卒で入った会社は、ゴリゴリの営業会社で、典型的な長時間労働体質。 

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営業で売れればインセンティブがつくけど、普通の営業や編集含むスタッフの年収はそこそこ。もちろん残業代はでないから、時間あたりで考えたら決して高単価ではなかった。

 

そもそも入社前にリーマンショックが起きて会社がつぶれかけたために、突然新しい階級ができて初任給は1万円減少。紙は4upで白黒両面印刷が推奨され、間違ってカラー印刷をしようものなら殺されそうな剣幕で怒鳴られたし、トイレの手を拭く紙のそばには「1枚で十分手が拭けます」と注意書きが貼ってあった。当然のように夏のボーナスはカットで、かろうじて支給された冬のボーナスは1万円。幼稚園生のいとこの子供のお年玉より少なかった。

 

そんなんだから、「待遇は悪いのが当たり前」くらいに思っている節がある。そのぶんたくましく生きれている面はあるし、今回も「残業代が支給される」と聞いて小躍りした。夢の残業代!

 

ブラック企業だなんだと騒がれているし、あまりにひどい会社は消滅すればいいと思っているけど、最初に待遇の悪い会社に入るのも悪くない。選んだ道を正解にするかどうかは自分次第としみじみ思う、晩夏の夜。