fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

シドニーで生活して、「成長したい」と素直に思えるようになった

案の定、面接の結果は不採用だった。

 

落ち込んではいるけれど、納得はしている。いろいろ敗因はあったものの、単純に実力不足だ。中心メンバーとして事業を推進するほどの力は、今のわたしにはない。そういうことだと思う。

 

シドニーに来て以来、新しい発見がたくさんあって、海外で生活してみたいという望みも叶って、世界が広がった。でも一方で、ビジネスパーソンとしては停滞しているんじゃないかと感じている。

 

負荷のない楽な仕事をしていること、わたしの提案や意見に対しての建設的な反論がほとんどないこと、これまでの貯金だけで仕事をしているのに、自立していて優秀とほめられること。わたしはまだまだ大したことがないはずなのに勘違いしてしまいそうになるし、第一、貯金を使い果たした後には何も残らない。

 

今回の面接を経て、改めて負荷をかけてゴリゴリ働きたいと思った。前職が好きな「仕事を通じて成長」というフレーズに、当時は「別に成長なんかしたくないやい」と変に反発していたけど、そういう環境から離れてみて初めて素直に「成長したい」と思えるようになった。

 

腰を据えて、働きたい。愛せるサービスに携わって、仕事に熱中できる人たちと、密度濃く、前を向いて働きたい。」

 

前に自分で書いたことだけど、本当にこれに尽きる。書き残しておいてよかった。