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fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

「相手の言いなりな編集者」は存在価値がまるでない

お客さんのやりたいことと、読者の読みたいものは必ずしも一致しない。そこを調整して、両者の希望が合致する落とし所を探すのが、記事広告を作成する際の編集者の一番と言っていいくらい大事な役割だ。

 

そもそもお客さんから言われるがまま記事を作成するのであれば編集者なんて存在はいらないわけで、編集者は読者の目線で企画し、文章をチェックし、読者が読みやすく、興味を引くように、まさに「編集」しなければいけない。その上で読者の興味を邪魔しないように、あるいはより興味を持ってもらえるように、お客さんが伝えたいことを組み込んでいく。

 

もちろん、お客さんが納得しないこともある。それを説得する(もしくは説得する材料を用意して営業に伝える)のも編集のものすごく大事な役割で、どうしてもお客さんが納得しないのであれば、「あなたが言う通りの記事を作ったら効果は出ない」ということを、事前にはっきりと伝える必要がある。変な記事を作らされた上に効果が出ないなんて言いがかりをつけられた日には目も当てられない。

 

多額の広告費を支払っているお客さんなのであれば、なおさら効果を出すために戦わなければいけないし、そこの労力を惜しんではいけない。機嫌を損ねるのを恐れて、妥協して言われるがままに記事を作るなんてことは絶対にあってはならないし、そんな態度は全くもって本質的ではない。お客さんのためを本当に考えたら、熱意を持って企画や文章の意図を伝えるべきだ。

 

相手の言いなりな編集者は、編集という仕事をなんだと思っているのだろう。たとえ嫌われ、疎まれても、わたしは編集者としての役割とプライドをまっとうしたい。