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fusachikoの日記

会社を辞めて、外国へ。

オーストラリア人が白人とは限らない

日本に住んでいるのは、ほぼ全員日本人の顔をした日本人だ。ハーフやクウォーターもいるけど、大多数は見た目で日本人とわかる。

 

ところがオーストラリアの場合、留学大国で移民国家だから、いろいろな見た目の人が生活している。国自体も建国から100年ちょっとでまだ若い。つまり、オーストラリア人を2世代ほど遡れば、イギリス人だったりイタリア人だったりする。

 

そんなもんだから、まず見た目で誰がオーストラリア人なのかは判断できない。独自の言語があるわけじゃないから、話をしたとしても、せいぜいなまりやアクセントで推測するくらい。結局は「どこの国の人?」と聞くまで、その人の国籍はわからない。

 

最近、オーストラリア人とデートをしている。

 

日本の友達にこう言うと、相手は白人だと勝手に思い込む。でも、わたしがデートしているオーストラリア人は、香港人の両親を持つオーストラリアで生まれ育ったオーストラリア人だ。つまり、見た目は完全にアジア人。

 

少し前にミスユニバースの日本代表にハーフが選ばれたかなんかで、「ハーフは果たして日本人なのか」みたいな議論があったけど、オーストラリアで生活してみた今、この議論への印象は以前と異なる。

 

前は「紛れもなく日本で生まれ育った人なのに、なんてひどいことを言うんだろう」としか思わなかったけど、今はそう思うのも仕方がない気がしてしまう。だって、わたし自身がアジア人の見た目のオーストラリア人のことをオーストラリア人と認識し切れていない。ほとんど日本人しか住んでいない島国日本では、「見た目が日本人じゃないけど日本人」という人にまず出会わない。だから日本人は、「見た目がいわゆる○○人ではない○○人」に慣れていない。

 

もちろん日本で生まれ育ったわたしもその一人なわけで、友達に「オーストラリア人っていっても両親が香港人だから見た目はアジア人なんだけどね」といちいち注釈を入れたびに、なんだか違和感を感じている。