オーストラリアあるある「期待値を下回る」
今日は世界最大級のLGBTイベント「Mardi Gras」の最終日で、目玉イベントのパレードがあった。グーグルマップもレインボーカラー。そのくらい大規模なパレードだ。
今回も男性器を猫耳に見立てたカチューシャをしている男性とか、こぼれんばかりのおっぱいをゆさゆさと見せつけてる男性だか女性だかよく分からない人とか、派手なブリーフ一丁のおじさんとか、観客は思い思いの格好で沿道に集まっていた。みんな明るく楽しそうで、前にブログに書いた通り、本当に素晴らしいと思う。
ただ、このパレードに関しては、「期待していたほどではないかな」というのが正直な感想。パフォーマンスがあると聞いていて、たしかにあったけど、そんなに完成度が高いわけではないし、ちょっとだらっとしているというか。パレードよりも、沿道にいる人たちを見ている方がよっぽどおもしろかった。
こういう「思ってたよりも、うーん……」というのは、オーストラリアあるあるだったりする。おもしろそうだなと思って行った展示会やイベントで、「え?」と思うことは少なくない。前に取材したオーストラリアで活動している日本人俳優が「この国は、あまりエンターテインメントやアートのレベルが高くない」と言っていたのを、最近身をもって感じている。